富山地方鉄道の沿線には、広大な富山平野、雄大な立山連峰、蜃気楼で有名な富山湾、宇奈月温泉街があるなど、大自然に恵まれています。「アルプスエキスプレス」はこうした大自然との調和をモチーフに製作された観光列車です。木をふんだんに使ったインテリアで温かみと高級感に溢れる車内空間が旅情を募らせてくれます。
車両デザインは、九州新幹線をはじめ数々の列車デザインで知られる水戸岡鋭治氏によるものです。外観は西武鉄道時代のイメージを大切にしながら、車内は富山の大自然を存分に楽しんでいただくために、車窓の風景を絵画に見立てた木の窓枠や外向きのカウンター席など、様々な工夫が施されています。
水戸岡鋭治氏
建築、鉄道車両、グラフィック、プロダクトなど様々なジャンルのデザインで活躍。その数々の作品は斬新で、列車の旅の世界を革新したとして高く評価され、鉄道ファンから愛されている。ブルネル賞、ブルーリボン賞、菊池寛賞、グッドデザイン賞などを受賞。2013年にはJR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」を手がけて話題となった。
景色を一望できる外向きのカウンター席、2人の旅を演出するカップルシート、4人掛けコンパートメントシート、ベンチシートなどバラエティ豊かな座席を配置。
地酒や地ビールなどのアルコール類、ソフトドリンク、車内限定グッズなどを販売しています。
2号車同様に床は木のフローリングになっていて明るく、ナチュラルな印象。座席は子供用ハイデッキシートや4人掛けのテーブル付コンパートメントシートもあります。
宇奈月ビール 450円
黒部名水サイダー 300円
全身に発光体をもつイカで富山湾を代表する味覚。春はその網起こしを観光船から見学することができます。一斉に青白い光を放つ光景は幻想的!
太陽光の屈折で海上に見えないレンズが発生し、対岸の景色が伸びたり歪んだりする不思議な自然現象。海岸で見た人には「海の駅」で証明書を発行しています。
宇奈月から欅平まで全長約20キロをトロッコ電車で走り抜ける観光ルート。山肌に残る万年雪やダム湖、秘湯などダイナミックな自然が堪能できます。
真言密教の総本山として知られるパワースポット。天然の岩に刻まれた不動明王像や三重の塔など見どころが満載。湧水で冷やした「ぶっかけ素麺」は名物!
落差350メートル。4段階に折れて滝壺に流れ落ちる日本最大級の滝。遊歩道を歩けば滝壺の側まで行くことができ、大瀑布を間近で見ることができます。
ケーブルカーやロープウェイ、バスなど6つの乗り物で北アルプスを横断する山岳観光。雄大な山々やダム湖、高山植物など大自然のドラマを堪能できます。
アルプスエキスプレス号の観光列車運行については、運行を見合わせております。運行の再開については、当社ホームページ「新着情報」をご確認願います。